「教えない日本語授業」
マスター研修
6期生の申込受付中!
※残席わずか※
6期生:2022年7月7日~(木曜日コース・土曜日コース)
木曜日コース・あと2席
土曜日コース・あと3席
「親切丁寧に教えるのが、教師の努め」小中高の学校の先生は、そうでした。
私自身、この心得は、自衛隊の教官を務めていた時も、日本語教師も同じだと思っていました。
でも、日本語教育で「親切丁寧に教える授業」をやっても、学習者は日本語を話せるようになりませんでした。
何か違うんじゃないか・・
教えても身につかないのでは・・
ある時そう感じました。
私の 教えない日本語授業 の出発点がそこにありました。
教えない日本語授業 の最大のメリットは、
日本語の 聞く・話す・読む・書く の4技能を日常生活や仕事で使えるレベルへと短時間で引き上げられることです。
誤解なさらないで頂きたいのですが・・
特別な授業のお話ではなく 普段の日本語の授業でのお話をしています。
ここで私が体験した、ある実例を紹介します。
企業からの依頼で、入国前のゼロ初級の学習者8名に、下記要領で 教えない日本語授業 を行いました。
90分間/日
4か月(週4回)
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総授業数:約90時間
学習者8名は、4か月間、約90時間の 教えない日本語授業 を経て自分の将来と自分の国についてプレゼンテーションをし、日本人の社員の質疑に対して、まとまった段落を用いて説明ができるようになっていました。
そして、日本の企業が重視する日本語能力試験の結果は、授業前は全員0レベルでしたが、4か月後の試験結果は、7名がN3、1名がN2 でした。
この経験から、
私は 教えない日本語授業 の高い効果と重要性を強く感じています。
「教えない日本語授業」は、
学習者が主体となって学ぶ「協働学習」を日本語授業に取り入れた新しい授業方法です。
協働学習の中で、「協働して考える」「試してみる」ということを学習者が最大発揮できるよう配慮しながら授業を進める方法です。
日本語教師が教壇に立って、一方的に学習者に知識の指導をすることはしません。
学習者が 互いに教え合う という形をとります。
学習者同士で「考え」「気づく」という体験を経て知識をインプットします。
文化庁指定の420時間日本語教師養成講座の研修内容には、
授業内での「ファシリテーション」のテクニックは含まれていません。
このファシリテーションには、
授業中に「しなければならないこと」と、決して「してはならないこと」がいくつかあります。
それを、本研修で体験していただいています。
研修が終わっても、「教えない日本語授業」の練習がもっとしたい!
その声を受け、毎月1回、教えない日本語研修の修了生がオンラインで集まって、授業の練習会を行っています。修了生であれば、どなたでも参加・練習可能です。
本研修の復習や、実際の授業をするための練習など、日本語教師同士が楽しく授業磨きをしています。
また、その後には懇親会や情報交換会なども行いますので、日本語教師同士のネットワークを広げることができます。
6期生スケジュール・木曜日/夜間コース |
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7/7(木) 20:00-22:30 |
教えない文法授業 (場面提示から発話につなげる) |
7/14(木) 20:00-22:30 |
教えない文法授業 (文法・文型練習) |
7/21(木) 20:00-22:30 |
教えない読解授業 |
7/28(木) 20:00-22:30 |
教えない聴解授業 |
8/4(木) 20:00-22:30 |
教えない文字・発音授業 |
7/21(木) 20:00-22:30 |
教えない読解授業 |
6期生スケジュール・土曜日/日中コース |
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7/9(土) 9:30-12:00 |
教えない文法授業 (場面提示から発話につなげる) |
7/16(土) 9:30-12:00 |
教えない文法授業 (文法・文型練習) |
7/23(土) 9:30-12:00 |
教えない読解授業 |
7/30(土) 9:30-12:00 |
教えない聴解授業 |
8/6(土) 9:30-12:00 |
教えない文字・発音授業 |
7/23(土) 9:30-12:00 |
教えない読解授業 |
航空自衛隊に入隊後、定年退官を迎えるまで勤める。教育専門員として、約3000名の教育を担当、部隊心理カウンセラーやアドバイザーを務めた。東日本大震災発生時には被災地で救護活動にあたった。
退官後、行政書士資格と日本語教師資格を取得
国内最大手の日本語学校で、初級~上級レベルの留学生クラスを担当し、約1500名の留学生の進学をサポートしてきた。また、防災館での「やさしい日本語ワークショップ」を担当し、防災・減災に「やさしい日本語」が必要であることを伝えてきた。
エルロンで、「やさしい日本語」ワークショップ専門講師として、官公庁、地方自治体、防災館でのワークショップを担当「やさしい日本語」の普及に務める。
また、日本語教師向けにワークショップ養成講座を開講し、外国人が日本語を使ってコミュニケーションができる授業として、アクティブラーニング型の日本語研修を実施している。
教えない日本語授業マスター研修
※残席わずか※
【6期生】木曜日コース/土曜日コース
2022年7月7日(木) 20:00開講/あと2席
2022年7月9日(土) 9:30 開講/あと3席
価 格
150,000円(税別/テキスト代含む)
【エルロン】
やさしい日本語ワークショップ・ファシリテーション養成講座
受講生・修了生の方は
20,000円 OFF
「教えない日本語授業」では、日本語を学習する外国人が日本語を運用できるようにするために、効果あるファシリテーション力を習得頂きます。
ですが、「やさしい日本語」研修を提供する対象は、外国人ではなく「日本人」です。
日本人向けに研修を行う場合、日本語の授業とは異なる手法や注意点があります。
日本人向けのファシリテーターとして「必ずやらなければいけないこと」「やってはいけないこと」を当講座で習得頂きます。
やさしい日本語ワークショップファシリテーター養成講座 → 詳細
教えない日本語授業マスター研修
※残席わずか※
【6期生】木曜日コース/土曜日コース
2022年7月7日(木) 20:00開講/あと2席
2022年7月9日(土) 9:30 開講/あと3席
価 格
150,000円(税別/テキスト代含む)
【エルロン】
やさしい日本語ワークショップ・ファシリテーション養成講座
受講生・修了生の方は
20,000円 OFF